真皮縫合が上手くなるために必要な『全層縫合のテンションコントロール』

縫合トレーニング

【BUYSS labo 01 / Episode 014】

たぴぞう
たぴぞう

所長!更新サボりすぎです!

所長
所長

すまん、たぴぞう。

ちょっと産婦人科の先生向けにウェビナーをやってて・・・準備に追われてたのよ。

あと、オンデマンド配信の学会も主催してたし〜😊

たぴぞう
たぴぞう

そんなの言い訳ですよ〜

所長
所長

でもね・・・今回、僕自身がかなり勉強になったのよ。

そのことを読者さんにも還元したいなと思っているのです!

所長
所長

若手婦人科医の縫合を見せてもらえる機会があったんだけど・・・

真皮縫合が出来ていない人に共通する『ダサいポイント』がわかりました!

たぴぞう
たぴぞう

所長!

それ以上言うと、また敵を作りますよ!!!

手術が上手くなるために必要な3つの基本コンセプト

今までのepisodeで言い続けてきた事は

基本をいかに大切にするか

ですが、BUYSS labo の中でよく出てくる基本的なコンセプトが3つあります。

  1. 器械の示指化
  2. ゼロベクトル
  3. カウンター

詳しくは過去の episode を振り返ってみて下さいね。
【器械の示指化】を動画で学ぼう|ゼロベクトル理論
これを意識するだけで手術が超絶上手くなる【ゼロベクトル理論】
カウンターコントロール|左右の手の連動を意識せよ
【左手の使い方】ペンホルダー式で鑷子を持つ3つの理由

これらの基本コンセプトが実現しようとしているのは

皮膚(術野)のテンションを意のままに操る

という事です。

今回のセミナーで、若手の縫合を実際に画像で見させてもらったのですが
この3つの基本コンセプトを知らない(聞いたことがない)人にやってもらったので
真皮縫合のハンドリングが全く出来ていませんでした。
・・・と言うより、真皮縫合にすらなっていません。

セミナーのテーマが「真皮縫合」のかけ方 だったので
真皮縫合の細かなノウハウを解説したのですが・・・

もっと基本的な所をお話しするべきだったかと・・・

つまり

まずは全層縫合で皮膚のテンションコントロールをする感覚を身につけ
真皮縫合のテンションコントロールへと繋げていきたい訳です。

そこで

全層縫合(特にユルい皮膚の)をする機会があったら
ぜひ意識してやってほしい
真皮縫合が超絶上手くなるためにやるべきこと を解説しましょう!

真皮縫合に「繋げる」ために全層縫合で意識すべき事

こんな機会を逃してはいけない!

最近は、昔のように
ザックリ切ってガスッと全層で縫う
という手術が減り
腹腔鏡や内視鏡などの小さな傷で行う手術が主流になってきました。

きっと、皆さんも
全層でガスッと縫う という経験をする機会が減ったんではないでしょうか?

ただ、もしも・・・

緊急手術などで
高齢者のユルい皮膚をガッツリ開ける
 とか
減圧開頭して骨戻さず皮膚だけ閉じる とか
そんな機会があれば

チャンスモード です!

ある程度、真皮縫合などで寄せられている創かもしれませんが
「ユルい皮膚を全層で縫う」機会に恵まれたら

有鉤鑷子 と 左手 で 皮膚のテンションをコントロールすることを意識してみて下さい。

今後、解説する
真皮縫合における 重要な テンションコントロール の基礎が体感出来るはずです。

針に対して張りを与える

以前、ティッシュの真ん中にボールペンを刺す際に
ティッシュをピンッと張ると刺しやすくなる という話をしましたよね?

ユルい皮膚に針を刺通するときも同じです。

ただ、皮膚がユルユルの場合、かなり工夫をしないと
有効な緊張をかけることが出来ません。

こんな感じのユルい皮膚の場合、たわんでしまって針先が刺さりません

かといって、皮膚の張力と拮抗するまで引っ張ると

とめどなく皮膚が伸びきってしまいます。。。

そこで
鑷子と環指を有効につかって「面」を作り出します。

ゼロベクトル理論を理解し、
左手の鑷子 ペンホルダー が出来ていれば
もぅ出来ますよね❗❗

あとはこの「面」を一定のバイト&ピッチで作れればOKです。

手前側の場合はこのポジション

ユルい皮膚や 豚皮を縫う機会があったら
ぜひこれを意識してやってみて下さい!

・・・・技術取得のためには、ちゃんと皮膚縫合に適したサイズの
有鈎鑷子(所長推奨は有鈎マッカンドー)を使う必要がありますが。

所長
所長

見せてもらった若手の縫合では、真皮縫合のテンションコントロールが

全く出来ていませんでした。。。

所長
所長

まずは 全層縫合でのテンションコントロールで

針の刺通部分に 張り を与える感覚を身につけましょう!

たぴぞう
たぴぞう

でも〜

毎回こうやって指添えてテンションコントロールしないと

いけないんですか??

所長
所長

緊張のある皮膚や真皮縫合がしっかりされていて動かない皮膚の場合は

有鈎鑷子で創縁を引くと、皮膚の張力自体がカウンターになるので

指を添えてコントロールする必要はありません。

所長
所長

ただし・・・

テンションコントロールをする感覚と

カウンターのかかった場所を縫う感覚を身につけておく事は

超重要です!

次回以降

今回の「全層縫合のテンションコントロール」

なぜ、真皮縫合の上達につながるのか??

について、真皮縫合のコツも踏まえて解説していきたいと思います。

たぴぞう
たぴぞう

更新サボっちゃダメですよ〜😁

所長
所長

ハイ・・・(^^ゞ

解説動画

維仁茶坊https://relafine.theshop.jp/

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