【現役再建外科医が伝授】手術上達に必要な「視点」とは

マインドセット

初めまして
手術上手くなる研究所 BUYSS labo 01 の所長です。

所長の肖像

はじめに

この研究所(ブログ)では
手術が上手くなるための「ヒント」や「考え方」をお伝えしていきたいと思います。

何かしらの「手技」を身につけていく外科系の医師やNP(ナース・プラクティショナー)にとっては、いかに自分の技術精度を上げていくかが自身の成長の鍵となります。
ところが、
そういった「手技」に関する知識は体系的にまとめられたものが少なく
出版されている教科書・テキストなども、
僕からすると
『本当に必要なコツやポイントが書かれていない』
というのが現状です。

それは何故か?

・執筆者が身につけた技術を語っていない(ゴーストライターや名前貸し)
・感覚で身につけたものを人に伝えるスキルがない
・なんとなくやっていることに理論的な裏付けができていない

といったところが主な要因でしょうか。。。

実際に

「なぜこのように器械を持った方が良いのか?」
「こうする理由は何なのか?」

などを教えられることは無く
ただただ

「ちゃんと鈎の先を効かせろ!」とか
「しっかり引け!」

と言われたことありませんか?

その理由を知っている(説明できる)人が果たしてどれくらいいるでしょうか?

経験的に、筋鈎は先を効かせると術野が広くなりカウンターもかかることを知っていますが
そこに

「なぜか?」

を説明できる「理論」が無ければ
あなたがやっていることは

言われたことをこなしているだけの『作業』であって
『医療』でも『仕事』でもないのです。

所長が経験し実践したこと

プロフィールにも紹介していますが

僕は神7(カミセブン)とたたえ崇めている7人の師匠におつかえし
最初はその所作の美しさや手術の早さに感動しているだけでした。

そして、いわゆる手術の下手な先輩や同僚をみて、単に
「下手だなぁ・・・」と思っているだけでしたが・・・

ある日、
神7と下手な人との『差』は何なのか?

を意識し所作の差に着目するようになると・・・

神がやっている下手な人が必ずやっていない こと
神が絶対にやっていない下手な人の多くがやっている こと


の2つがいろいろ見えてくるようになりました。

そして
それらのことに
『やる と やらない の差』を考え
自分なりに理由付けをする習慣をつけるようにしました。

その理由が正しいのであれば
自分で実践したときにその理由が体感できるハズですし
理由を説明し、誰もが納得し、再現できれば
その理論は正しいということになると考えたからです。

こうして自ら考え
実践し体感することで
技術論がどんどん蓄積され

自分の中で一つのストーリー性を持って

『手術が上手くなるための方法論』

ができあがっていきました。

それがこの BUYSS labo 01 です。

教科書に書いていない知識であったり
僕が独自に確立してきた理論だったりするので

人によっては
「そりゃ違うよ〜」って思うこともあるかもしれません。

むしろ、そう思うことはとても重要です。

そういう感情をもったら、是非、僕の理論を覆すセオリーを自ら導き出してください。
それこそが成長への重要なステップです。

01(ゼロワン)が付いている理由はそこにあります。

是非、自分のなかでセオリーを作っていくきっかけにして

0(ゼロ)だったものを1(イチ)へと広げてください。

この BUYSS labo 01 が皆さんのスキルアップのきっかけになれば幸いです。

まとめ

皆さんに持ってもらいたい「視点」とは

手術が上手い人と下手な人の「所作の差」は何かを考え
その差に納得できる理論を構築すること

所長
所長

きっかけは『今日』です。

一緒に学んで行きましょう!

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